プラスチックストローに代わるもの

Img Souece : Andres Abogabir

私たちが普段から何気なく使用しているプラスチックのストローですが、この時期は特にアイスコーヒーやスムージーなどの冷たい飲み物をオーダーすると、お願いしなくてもついてきてくれますね。

カップに口をつけて直接飲むことも出来なくはないのですが、飲み物に氷が入っていたりすると、やっぱりストローがあった方が飲み易いですよね。私は以前、レストランで出されるお水にも、わざわざストローをつけてもらっていた記憶があります。

それだけではなく、小さなお子さまや、ご高齢の方、体の不自由な方にとっても、飲み物を飲む補助ツールとしてストローは意外にも重要なものだと言えます。


Img Source : Saheb Sansowa

私も最近まではずっとプラスチックのストローを使用していました。ストローはできるだけ再利用するように努め、家族でストローを色分けしマイストローを決めていました。ただ、なんとなく気になっていたのがストローに含まれるBPAの存在です。

BPAは「ビスフェノールA」と言い、様々なプラスチックの合成に使用される物質で、主に内分泌撹乱化学物質として懸念されるもので、生殖異常のほか、行動障害、心臓疾患、肥満に関連していることが判明しています。

当初は、低用量であれば人体に影響がないと言われる一方、フォム・サールによる『低濃度でのみ毒性を有する』という逆説も提唱されていました。一体何が真実なのでしょうか?

現在日本では、生態系への影響、胎児や乳幼児への影響があるとされており、成人への影響は現時点では確認できないとしながらも「公衆衛生上の見地から、ビスフェノールAの摂取をできるだけ減らすことが適当」と厚生労働省から報道発表されているようです。

ここで私にとって大きな問題であったのは、『BPAを原料とする種類の合成樹脂では、洗剤で洗浄した場合や酸・高温の液体に接触させた場合にBPAの成分が溶け出す』ということをことを知らなかったことにあります。

良かれと思って再利用していたプラスチックストロー。
毎回家族がストローを使用する度に、雑菌を防ぐため洗剤を使って念入りに洗浄していたことが逆効果であったことを知り、なんとも言えない気分になりました(T_T)

これをきっかけに、プラスチックストローに代わるものがないかを調べ、行き着いたのが “ステンレスストロー” でした。

Img Source : Maya

ここで “プラスチックストロー” と “ステンレスストロー” の Pros and Cons を挙げたいと思います。

プラスチックストロー

<Pros>

・便利、お手軽(使い捨て)

・低コスト

・柔軟性があり、お子さまやお年寄りにも安全

<Cons>

・アメリカでは1日あたり500億本のプラスティックストローが日々使用され捨てられている(地球を2周半できるものに相当)

・プラスチックストローには人体に弊害なBPAが含まれる(BPAは主にホルモンへの影響が見受けられ生殖異常のほか、行動障害、心臓疾患、肥満に関連していることが判明している)

・海洋で見つかるゴミのナンバー11がプラスティックストローである(2017年)

・毎年100万羽の海鳥、10万匹の海洋動物がストローも含むプラスチックを摂取して亡くなっている

・分解されるまでに最大200年の歳月が掛る

・プラスチックストローはリサイクルできないものがほとんど。また、ストローに限らず製造されたプラスチック全体からみても、世界的にみるとわずか全体の9%のプラスチックしかリサイクルされていない

 

ステンレスストロー

<Pros>

・繰り返し何度でも利用できる

・リサイクル可能

・傷がつきにくく丈夫

・BPAなどの有害物質を回避

<Cons>

・柔軟性に欠けるため、誤って唇や歯に当たって怪我をする可能性がある

・小さな子供には危険である

 

以上のように、プラスチックストローとステンレスストローの良し悪しを比較してみると、プラスチックストローは、私たち人間の利便性にとってのみ有効に働きますが、一方で私たちの人体に弊害を及ぼしているだけでなく、環境問題(特に海洋汚染)に深刻な影響を与えていることを知りました。

Img Source : Dustan Woodhouse

これをきっかけに我が家ではステンレスストローを使用するようになりました。
*実際にはウミガメの鼻に詰まったストローを取り除く映像で、亀がとても苦しんでいる姿を見たのが決定打でした。

これからは、マイバック、マイボトルの他に、マイストローも持ち歩きたいなと考えている次第です。どなたか “箸箱” ならぬ、”ストローケース” を発案してくれるといいな、なんて思っています。

 

Img Source : James Bold

ストローは他にもペーパーストロー、ガラス製ストロー、バンブーストロー(竹)などもあるようですが、ただ繰り返し使用するには不向きのようです。

一人一人の心掛け、そしてシンプルなアクションが、強いては私たちの美しい MOTHER EARTH を救う大きな力となります。

みなさんもこの機会にプラスチックストローを卒業して、人体に、環境に優しいストローに乗り換えませんか?

 

2 Comments

  1. スタバのストロー廃止のニュースは日本でも話題になりました。大企業がこのように環境について問題提起していくのはいいことですね。
    でもステンレスのストローがあるのは知りませんでした。私も探してみます。

     
    • BlueberryBlueMoon

      そうですね、スタバのようなポピュラーな企業が世の中に与える影響って大きいですよね。もっと環境への取り組みに積極的な企業が増えて欲しいと思います。
      それから、ペーパーストローのように、ステンレスストローも百均で売られる日がすぐにくると思います。ただ唇や歯に当たると危ないんで、そこのところがなんとかならないかなと思うのですが…。

       

Leave a Reply

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.